マインクラフト ~ mekanism ~ : 加温蒸発濃縮プラント

マイクラの工業化 mod の一つ mekanism に登場する「加温蒸発濃縮プラント」についてまとめます。
mekanism については以下の記事で紹介しています。

使用している version : Mekanism-1.12.2-9.8.3.390

1. 加温蒸発濃縮プラントとは?

加温蒸発濃縮プラントは液体を入れ、温度を加えて別の液体を生成する装置です。
一つのブロックではなく、複数のブロックを決められた条件で設置して構成するマルチブロックの装置となります。

2.構成要素となるブロック

・加温蒸発濃縮ブロック
 基本的な構成ブロックです。
 レシピ:銅インゴット×1、鋼鉄インゴット×4

・加温蒸発濃縮ポート
 液体や温度の入出力口となるブロックです。
 レシピ:加温蒸発濃縮ブロック×4、発展制御回路×1

・加温蒸発濃縮コントローラー
 加温蒸発濃縮プラントを構築した後はこちらのブロックに対して右クリックで生成状況などが確認できます。
 レシピ:加温蒸発濃縮ブロック×5、バケツ×1、 発展制御回路×2、板ガラス×1(無色でも色付きでも可)

3. 構成方法

さきほど、加温蒸発濃縮プラントはマルチブロックの装置と紹介しました。
マルチブロックならではの性質として、なんとブロックの段数によって生成速度と液体の容量が変わります!バニラのマイクラではない独特な性質ですよね。

加温蒸発濃縮プラントは、最小構成が高さ3、最大構成が高さ18となります。
幅と奥行きは 4×4 で固定となっています。

条件を先に文章でまとめると以下のようになります。

構成の条件

  • 幅と奥行きは4×4にする。
  • 高さは3段以上、18段以内にする。
  • 1段目は全て構成要素ブロックで埋める。
  • 2段目以降は真ん中の 2×2 を空洞にしてタンク状にする。
  • 加温蒸発濃縮ブロック、加温蒸発濃縮ポートで構成し、その中に加温蒸発濃縮コントローラーを代わりに1つだけ入れる。
  • 加温蒸発濃縮コントローラーは角には置かない。

・1段目の例

・2段目~

・最小構成の例

上のようにコントローラーに明かりがともればOKです!
また、正しく構成できれば、最後のブロックを置くときに以下のように赤いパーティクルが出る表現が入ります!

加温蒸発濃縮コントローラーのインベントリ
↓構成が正しければ以下のように「構成済み」と書かれます。

ダメな例(角にコントローラーを置いてしまっている)

この場合は以下のようにコントローラー内でも「未構成」となります。

4. 高さと温度と生成速度の関係

加温蒸発濃縮プラントは

積み上げるブロックの高さが高いほど
 → 液体の容量、生成速度が増加

与える温度が高ければ高いほど
 → 生成速度が増加

となります。順番にまとめてみました。

・高さと容量、生成速度(水→塩水のレシピで検証、温度 306 K)

高さ液体容量[mB]生成速度 [mB/t]
37680000.1
410240000.13
512800000.17
615360000.2
717920000.23
820480000.27
923040000.3
1025600000.33
1128160000.37
1230720000.4
1333280000.43
1435840000.47
1538400000.5
1640960000.53
1743520000.57
1846080000.6

ということで高さ最大の18で構成すると、容量も速度も6倍となります。倍率は他のレシピ(液体リチウム)でも同じです。それまでは一定間隔で増加します。

・温度と生成速度の関係 (水→塩水のレシピで検証、高さ3)

温度[K]生成速度[mB/t]
326.70.45
327.30.46
327.90.47
328.50.48
330050

温度に関しては刻みが多いので、数点だけ記録しました。
結果として 0.6 K 温度が上昇すると、0.01 mB/t だけ生成速度が上がるようです。
最大温度3300K で 50 mB/t が最大となります。

・生成速度を最速にすると?

高さ18段、温度3.3K で 300 mB/t となります( 水→塩水のレシピ の場合)。
塩水を生成するレシピの場合、水 10 mB に対して 塩水 1mB 生成される比率なので、水を 3000 mB/t 入れれば安定的に塩水を生成することができます。つまり、最大速度で塩水を生成する場合、スピードアップグレードを最大まで積んだ電動ポンプ6台で水を供給すれば安定して生成できます。
※電動ポンプの流量検証などについてはこちら

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