マインクラフト ~ mekanism ~ : 量子もつれ転送機

mekanism については以下の記事で紹介しています。

使用している version : Mekanism-1.12.2-9.8.3.390

1. 量子もつれ転送機とは?

マインクラフトの工業化 mod である mekanism に登場する装置の一つです。
転送するのはわかるけど「量子もつれ」ってなんだ?と思う人もいるかもしれません。
ズバリ簡単にいうとアイテム、液体、ガス、電力を入出力し、離れた場所の別の量子もつれ転送機に転送する装置です!
これを使うと今まで複雑に入り組んでいたパイプともおさらばできます!
また、別の使い道としてパイプの上限を超えて入出力することが可能にできます!
具体的には核融合炉などの高出力の発電装置で活躍します。

例えば、電力を伝送するパイプで最高品質なものは 32 kEU/t まで伝送することができます。
これだと 32 kEU/t 以上の電力を作ったとしても、パイプのせいでロスしてしまいます。
(ポートの数を増やすこともできますが、それでも上限はありますしパイプが多くて見栄えも悪くなってしまいます。)
そこでパイプの代わりに、ポートにこの量子もつれ転送機を直接つけると上限を気にせず、高出力のまま転送することが可能になります!
しかもなんと動作に必要な電力は0!

2. 量子もつれ転送機のレシピ

非常に便利な量子もつれ転送機ですが、その分必要素材が少し重たいです。

量子もつれ転送機レシピ:精錬黒曜石インゴット×4、究極制御回路×2、原子合金×2、テレポートコア×1

上でご覧いただいた通り、全て mekanism 独自の最上位素材です…。
それぞれの素材について見ていきます。

まず、精錬黒曜石インゴットですが、以下の手順で入手できます。

精錬黒曜石インゴットのレシピ

工程1 : 冶金注入機(やきんちゅうにゅうき)で「黒曜石の粉」+ ダイヤモンドの粉 or 圧縮ダイヤモンド → 「精錬黒曜石の粉」を作成

「黒曜石の粉」品質向上チェンバー黒曜石
「ダイヤモンドの粉」粉砕機ダイヤモンド
「圧縮ダイヤモンド」品質向上チェンバーダイヤモンド
でそれぞれ作成できます。

工程2:オスミウム圧縮機で「精錬黒曜石の粉」+ オスミウムインゴット → 精錬黒曜石インゴット

オスミウム圧縮機のレシピ:鋼鉄ケース×1、バケツ×2、濃縮合金×4、発展制御回路×2

テレポートコアのレシピ:ダイヤモンド×1、金インゴット×2、ラピスラズリ×4、原子合金×2

原子合金冶金注入機
「濃縮合金」+ ダイヤモンドの粉 or 圧縮ダイヤモンド → 「強化合金」
「強化合金」+ 精錬黒曜石 or 圧縮黒曜石 → 「原子合金」
のように作成します。

究極制御回路合金制御回路を組み合わせて
濃縮合金 × 2 + 基本制御回路 × 1 = 発展制御回路
強化合金 × 2 + 発展制御回路 × 1 = 精鋭制御回路
原子合金 × 2 + 精鋭制御回路 × 1 = 究極制御回路

のように作成します。

3. 使い方

右クリックでインベントリを開くと下のようになってます。

主に「周波数 : 」と「設定:」を設定していきます。

設定方法1 : 周波数を設定

量子もつれ転送機は複数台でアイテムなどを転送することができますが、この時同じ周波数の量子もつれ転送機同士で転送を行うことができます。(トランシーバーのチャンネルを合わせるのと同じですね。)
逆に言うと、用途に合わせて周波数を使い分けることができます。
例えば、複数の場所で塩水を生産し、それを量子もつれ転送機でまとめ、必要とする場所に分けることが可能になります。いろいろな用途に使えそうで便利ですよね。

それでは設定方法ですが、周波数は「設定:」の部分に好きな文字を入力することで周波数(のチャンネル)が作成されます。
下のように入力し、右のチェックマークを押すと

以下のように上の画面に登録されます。

「周波数:」の部分登録した “test” の文字がありますが、これは「今この量子もつれ転送機は “test”という周波数チャンネルに接続しています」という意味になります。

設定方法2:転送先の量子もつれ転送機の周波数チャンネルを合わせる

字の通り転送先で同じ周波数を選びます。
一度登録した周波数チャンネルは、他の量子もつれ転送機でもインベントリを開くと上の画面のリストに表示されます。それをカーソルで選んでクリックすると、下のようになりますので「設定」を押すと選んだチャンネルが設定されます。

これで設定は完了です!簡単ですよね?
あとは、パイプやタンクをつなぐなど思うがままに使用してみてください!

4.使用上の注意点

便利な量子もつれ転送機ですが、いくつか注意点があります。

その1 : 表示距離以上に離れる場合はアンカーアップグレードを使用する

転送を行う量子もつれ転送機同士が表示チャンクの範囲内にない場合、転送ができない仕様のようです。
長距離やディメンションを変える(ネザーなど)場合は、アンカーアップグレードを使用して設置しているチャンクを読むことで転送が可能になります。

アンカーアップグレードのレシピ:濃縮合金×2、ガラス×2、ダイヤモンドの粉×1

ちなみにアンカーアップグレードによってチャンクを読むと、離れていてもそのチャンクの時間が進みます
これを利用して特定のチャンクを読ませて、離れていてもかまどなどの処理を続けさせることができます。(クリエイティブで確認)
※読ませるチャンクの量を多くしていしまうと、どんどん処理が重くなるので注意してください。

その2:入出力設定は間違えないように!

mekanism の装置には搬入、搬出の設定を装置の面毎、さらにはアイテムや液体などの種別ごとに設定ができる仕様になっています。
この設定を間違えないように注意してください。

その3:パイプをつなげて出力する場合は量子もつれ転送機側を搬出にすると最高速度になる

ちょっと見づらいですが、下の写真が普通の場合

Throughput(通過速度) = 256 mB/t しか流れていません。

次は量子もつれ転送機側のパイプを搬出に変えた場合(赤丸で囲った部分が違います。)

ここでは液体の最高位のパイプを使用しているので、その上限 6400 mB/t まで出力しています。
このようにパイプ側の設定を行うことで速く取り出すことができます。

5.使用例

トップの画像にあるのは多段階のレシピを量子もつれ転送機を使って、素材だけ用意すれば自動で作成してくれる自動作成システムです。パイプを使ってアイテムをやり取りすると、詰まって途中であふれたり、複雑になって管理が面倒になるのですが、量子もつれ転送機を使うとシンプルにまとめることができます。

また、蓄電システムがあるのですが、高出力の発電機などに直付けして上限なしで貯めたりしています。

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