別の記事で紹介した核融合炉をメンテナンスフリーで、かつ最高出力で稼働させたシステムをご紹介します!
核融合炉に関しての記事はこちらからどうぞ
使用している version : Mekanism-1.12.2-9.8.3.390
目次
1.核融合炉の空冷と水冷
核融合炉の制御装置を覗くと、以下のような画面が見られると思います。
色々と書いていますが、一番大事なのは
・水冷だと蒸気を生成できる!
という部分です。細かく言うと空冷の方が最大発電量が水冷より低くなるなど様々な違いはありますが、水冷によって蒸気ができ、別施設の蒸気タービンによって莫大な発電量を生み出せます。
基本的には核融合炉+蒸気タービンで運用していくことになると思います。
今回もこの水冷式で組んでいます。
2.核融合炉の出力レベル
核融合炉制御装置の別のページに以下のような表示があります。
この合成レートというのが出力のレベルになります。
合成のスピードを速くするということは、それだけ燃料も速く消費することになります。
このレートは “Edit Rate : ” というところに入力することで変更できます。
合成レートは98が最大です(99など入力しても98でストップします)。
まずは水冷の最低レート4に設定して安定したら徐々に出力を上げてみることをおすすめします。
3.核融合炉の運転に必要な資源おさらい
核融合炉の燃料は重水素と三重水素です。さらに水冷では水が必要となります。
以下に資源の入手方法をまとめます。
(資源の詳細は核融合炉のページへ)
・重水素
重水を電離分解機に入力 → 重水素 + 酸素
重水は液体ポンプにフィルターアップグレードを付けて水を吸うと出力されます。
・三重水素
リチウムガスを太陽中性子反応機に入力 → 三重水素
液体リチウムを回転式液体凝縮機で気化 → リチウムガス
塩水を加温蒸発濃縮プラントに入力 → 液体リチウム
水を加温蒸発濃縮プラントに入力 → 塩水
となります。
4. 安定化システム
安定化するためには燃料の消費量を上回る供給量を用意すれば OK です。
言葉で書くと簡単ですが、意外なポイントで難しさがあります。
それは天候です。
3. で紹介した三重水素の調達のためには「太陽中性子反応機」を使います。
これは太陽が出ている時にしか稼働しません!
つまり、「太陽中性子反応機」は夜はもちろんのこと雨などの天候の時は稼働が停止します。
ベットに寝て夜をスキップすれば問題ないですが、放置する場合は余分に作成し、生成できない際に余剰分を消費する仕組みが必要になります。もし、この仕組みがないと三重水素が足りなり核融合炉が停止し、レーザーを撃つところからまた始めなければいけません。
最大レートで安定したシステム例
・燃料供給部
燃料供給部分がこちらです!
重要なのは「太陽中性子反応機」と「核融合炉」の間にガスタンクを直列に並べているところです。
直接三重水素を供給するのではなく、一旦ガスタンクに貯めます!
太陽が出ている際の供給量は消費よりも多くなるので、ガスタンクに蓄積されていきます。
私の確認した範囲ではガスタンク4つ分あれば、最大レートでも雨天があっても稼働し続けていました。晴れの日に一日放置すれば、タンク4つは満杯になるので、心配な方はさらに増やしてもよいかもです。
重水素側は供給が多いのでガスタンク2つ(電離分解機2台)で運用してます。
(ネットワークリーダーという道具を使うと、消費量・バッファー(パイプやタンクに保存されてる量)などが数値でわかります。)
・重水素供給側
重水素供給側に視点を変えてみました。重水素側は以下の画像の様な形です。
電離分解機2台に対して12台(画像で見えない部分にあと2台)の液体ポンプを稼働し、重水を供給してます。
・三重水素供給側
三重水素側は基本的にすべて1台ずつでまかなえてます。
塩水用と液体リチウム用の加温蒸発濃縮プラントを最大の大きさで各1台(画像左側の茶色の建物)
回転式液体凝縮機1台、太陽中性子反応機1台です。
・水供給部分
ちょっと見づらいですが、核融合炉の水供給は下側に水を張り、液体ポンプからポートへ供給します。
水の消費は物凄い量なので液体ポンプは置けるだけ置くと良いです。
もう一つの核融合炉では、以下のような数敷き詰めてますが、検証しきれません…。
蒸気タービンと一緒に運用していると、莫大な発電量が得られるので、検証している最中に先に蓄電施設が充電されてしまいます。恐らくこの核融合炉一台あれば、大体の装置の電力を賄えます。
(ダークマター製造機を稼働してても全然減りませんでした。)
発電量
最大レートで 1.84 MEU/t でした。